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目縁
ふりがな文庫
“目縁”の読み方と例文
読み方
割合
まぶち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まぶち
(逆引き)
が容体をはなすと、甘木先生は僕の舌を
眺
(
なが
)
めて、手を握って、胸を
敲
(
たた
)
いて背を
撫
(
な
)
でて、
目縁
(
まぶち
)
を引っ繰り返して、
頭蓋骨
(
ずがいこつ
)
をさすって、しばらく考え込んでいる。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
奥の四畳半で、一ト
捫着
(
もんちゃく
)
した後で、叔父の羽織がくしゃくしゃになって隅の方に
束
(
つく
)
ねてあった。叔母は赤い
目縁
(
まぶち
)
をして、お庄が上って行っても、口も利かなかった。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
今日は
麦酒
(
ビール
)
の配給があったと言って、交替に来た兵の中には、
目縁
(
まぶち
)
を赤くしているのも居た。私が当直に立っているとき、交替時の直ぐ前だったか、緊急信が一通来た。私がそれを訳した。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
目縁(まぶち)の例文をもっと
(3作品)
見る
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
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目
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