“いう/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悠々92.6%
悠然3.7%
悠悠3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芋蟲いもむしうでんで其頂そのいたゞきにすわり、悠々いう/\なが水煙草みづたばこ煙管きせるふかしてゐて、あいちやんや其他そのたものにも一切いつさいをくれませんでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
とゞめの一刀を刺貫さしとほもろい奴だと重四郎は彼の荷物にもつ斷落きりおとしてうちより四五百兩の金子を奪ひ取つゝ其儘そのまゝ此所を悠然いう/\と立去りやが旅支度たびじたく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
引寄ひきよせ十分に食終くひをはり夫より悠然いう/\と幸手宿へ立歸り此由を三五郎にはなし密かにしめし合せ彼等の子分が金兵衞のかたきねらひ來る時は斯樣々々かやう/\手配てくばりを成して用心堅固けんごに居たりけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
悠悠いう/\と人間の街に帰るよしもがな。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)