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ろへん
ふりがな文庫
“ろへん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
炉辺
89.5%
爐邊
10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炉辺
(逆引き)
詩人蕪村の心が求め、孤独の人生に
渇
(
かわ
)
きあこがれて歌ったものは、実にこのスイートホームの家郷であり、「
炉辺
(
ろへん
)
の
団欒
(
だんらん
)
」のイメージだった。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
ある夜山家の
炉辺
(
ろへん
)
ばなしのうちに、
端
(
はし
)
なくもこの十兵衛光秀とわしとは、初対面でなかったことが明らかになった。
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ろへん(炉辺)の例文をもっと
(17作品)
見る
爐邊
(逆引き)
さてその
農民小屋
(
のうみんごや
)
にはひつて
見
(
み
)
ると
爐邊
(
ろへん
)
には
薪
(
まき
)
が
燃
(
も
)
やされてあつて、その
地方
(
ちほう
)
の
風俗
(
ふうぞく
)
をした
爺
(
ぢい
)
さんがたばこを
燻
(
いぶ
)
らしてゐたり
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
リード夫人は、
爐邊
(
ろへん
)
のいつもの席に
坐
(
すわ
)
つてゐた。私に、彼女は、もつと近くに來るようにと、
合圖
(
あひづ
)
した。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
そして
女占者
(
をんなうらなひしや
)
——若し彼女が女占者なら——は、
爐邊
(
ろへん
)
の安樂椅子に非常に居心地よささうに掛けてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
建
(
た
)
て
物
(
もの
)
は
三階建
(
さんがいだ
)
ての
立派
(
りつぱ
)
なもので、その
一番下
(
いちばんした
)
の
部屋
(
へや
)
にはスエーデンの
各地方
(
かくちほう
)
の
農家
(
のうか
)
の
状態
(
じようたい
)
をそのまゝこゝへ
移
(
うつ
)
してあつて、
寢臺
(
しんだい
)
だとか
爐邊
(
ろへん
)
の
模樣
(
もよう
)
などが
地方々々
(
ちほう/\
)
別
(
べつ
)
に
區別
(
くべつ
)
して
竝
(
なら
)
べてあるのです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
ろへん(爐邊)の例文をもっと
(2作品)
見る
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