“ろべ”の漢字の書き方と例文
語句割合
炉辺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、この元の主従は、今は、道の友のように、炉辺ろべにすわって、粥など食べ始めた。食べ終わっても、話に時を忘れている。
「もうゆきったろうな。いえにいれば、いま時分じぶん炉辺ろべにすわって、おとうといもうとたちとくりをいてべるのだが。」
風雨の晩の小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)