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渾身
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みうち
ふりがな文庫
“
渾身
(
みうち
)” の例文
体が冷えて、爪に血の色が
亡
(
う
)
せて来ると、
医師
(
いしゃ
)
がやって来て注射を施した。患者はしばらくのまに
渾身
(
みうち
)
が暖まって来た。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
舞踏でもするような
運歩
(
あしどり
)
で部屋の
中
(
うち
)
を跳ね廻ッて、また床の上へ来るとそのまま、
其処
(
そこ
)
へ
臥倒
(
ねたお
)
れる拍子に手ばしこく、
枕
(
まくら
)
を取ッて
頭
(
かしら
)
に
宛
(
あて
)
がい、
渾身
(
みうち
)
を揺りながら
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
栗栖は言いにくそうに、初めて当たってみるのだったが、銀子はマダムの初七日も済んだか済まぬに、ちょっとその相談を受け、
渾身
(
みうち
)
の熱くなるのを覚えた。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“渾身”の意味
《名詞》
渾 身(こんしん)
からだ全体。全身。
(出典:Wiktionary)
“渾身”の解説
『渾身』(こんしん)は、2007年8月に集英社から出版された川上健一の小説。
(出典:Wikipedia)
渾
漢検1級
部首:⽔
12画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“渾”で始まる語句
渾名
渾然
渾沌
渾
渾力
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