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身裡
ふりがな文庫
“身裡”の読み方と例文
読み方
割合
みうち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みうち
(逆引き)
フト軽い寒氣が
身裡
(
みうち
)
に泌みた。見ると
日光
(
ひかげ
)
は何時か薄ツすりして、空氣も
空
(
そら
)
も澄むだけ澄みきり、西の方はパツと輝いてゐた。其處らには暗い蔭が出來た。
昔の女
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
そして、三年前彼がはじめて「グーセフ」を読んだ時から残されている骨を刺すような冷やかなものと
疼
(
うず
)
くような熱さがまた
身裡
(
みうち
)
に
甦
(
よみがえ
)
って来るのでもあった。
冬日記
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
それは、結局はやはり病にむしばまれた彼の生気を失った肉体が原因であったのであろうか。——だが、時々は過去において彼をとらえた情熱が、再び暴風のようにその
身裡
(
みうち
)
をかけ巡ることがあった。
癩
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
身裡(みうち)の例文をもっと
(6作品)
見る
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
裡
漢検準1級
部首:⾐
12画
“身”で始まる語句
身体
身
身上
身装
身扮
身體
身動
身長
身代
身悶
“身裡”のふりがなが多い著者
三島霜川
島木健作
原民喜