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啌
ふりがな文庫
“啌”の読み方と例文
読み方
割合
うそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うそ
(逆引き)
何か世間にない書物の名を
拵
(
こしら
)
えて
啌
(
うそ
)
でも書いてやろうかと思うたが、いずれ先方も十分支度して掛かったはずと惟えばそうもならず。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
此様
(
こん
)
な事ならまだ幾らでも列べられるだろうが、列べたって詰らない。皆
啌
(
うそ
)
だ。
啌
(
うそ
)
でない事を一つ書いて置こう。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
魚屋大声を揚げて
啌
(
うそ
)
つきの牝犬め、わが夫は十年来離さず犬の皮のパッチを
穿
(
は
)
いているが、
彼処
(
あそこ
)
は
肉荳蔲
(
にくずく
)
のように茶色だと
詈
(
ののし
)
ったそうだ。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
啌(うそ)の例文をもっと
(8作品)
見る
啌
部首:⼝
11画
“啌”を含む語句
丸啌
大啌
“啌”のふりがなが多い著者
南方熊楠
二葉亭四迷