“啌”の読み方と例文
読み方割合
うそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何か世間にない書物の名をこしらえてうそでも書いてやろうかと思うたが、いずれ先方も十分支度して掛かったはずと惟えばそうもならず。
此様こんな事ならまだ幾らでも列べられるだろうが、列べたって詰らない。皆うそだ。うそでない事を一つ書いて置こう。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
魚屋大声を揚げてうそつきの牝犬め、わが夫は十年来離さず犬の皮のパッチを穿いているが、彼処あそこ肉荳蔲にくずくのように茶色だとののしったそうだ。