“魚(ざかな)” の例文
それより、少年(しょうねん)は、ふつう、飼(か)い魚(ざかな)でもない、ふなのうろこが、水(みず)のぬるんだため、紫(むらさき)ばんで、なんとなく野性(やせい)のにおいがする、すがたをたまらなく、美(うつく)しく感(かん)じたのです。
川へふなをにがす (新字新仮名) / 小川未明(著)
今年(ことし)も、金魚(きんぎょ)を買(か)って水盤(すいばん)へ入(い)れると、新(あたら)しく仲間入(なかまい)りをした金魚(きんぎょ)は、さすがに飼(か)い魚(ざかな)だけあって、あわてずゆうゆうと、長(なが)い尾(お)をふりながら、花(はな)の咲(さ)くすいれんのかげを、いったり
川へふなをにがす (新字新仮名) / 小川未明(著)