己惚うのぼ)” の例文
作りし当時は誰しも多少の己惚うのぼれはまぬかるべからざることながら、小生の如きは全く俳道に未熟のいたすところ実に面目なき次第に候。過日子規より俳書十数巻寄贈し来り候。大抵は読みつくし申候。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)