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己惚
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おのぼ
ふりがな文庫
“
己惚
(
おのぼ
)” の例文
あの
方
(
かた
)
は少し
己惚
(
おのぼ
)
れ過ぎてるところがあるのよ。それから内側と外側がまだ一致しないのね。
上部
(
うわべ
)
は大変
鄭寧
(
ていねい
)
で、お
腹
(
なか
)
の中はしっかりし過ぎるくらいしっかりしているんだから。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その
後
(
あと
)
で「
気狂
(
きちがい
)
になった女に、しかも死んだ女に
惚
(
ほ
)
れられたと思って、
己惚
(
おのぼ
)
れているおれの方が、まあ安全だろう。その代り心細いには違ない。しかし面倒は起らないから、いくら惚れても、惚れられてもいっこう
差支
(
さしつか
)
えない」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
惚
漢検準1級
部首:⼼
11画
“己惚”で始まる語句
己惚病
己惚鏡
己惚面