“驗(けん)” の例文
新字:験
金太郎は聞いてゐるうちに、眼(め)の前が白く霞んで來て、見てゐた寫(しや)眞が見えなくなつてしまつた。かつて、あまり經驗(けん)したことのない奇妙(きめう)な感(かん)じである。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
〔譯〕意(い)の誠否(せいひ)は、須らく夢寐(むび)中(ちゆう)の事に於て之を驗(けん)すべし。
戀(こひ)といふ程のことをした經驗(けん)のない彼には、この町のどこにもそれとなく見て別れを告げねばならぬやうな少女はゐないのであるが、通りのずつと向うの方に
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)