“醫道”の読み方と例文
新字:医道
読み方割合
いだう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是へ呼べしとの事に早速さつそく人をはしらせ清兵衞を呼寄よびよせける三五郎清兵衞に向ひ其はう醫道いだうしかと心得ありやとたづねけるに少しは心得罷居まかりをり候と云に又押返おしかへして確と醫道いだう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
これは醫道いだうことなどは平生へいぜいふかかんがへてもをらぬので、どう治療ちれうならさせる、どう治療ちれうならさせぬと定見ていけんがないから、たゞ自分じぶん悟性ごせい依頼いらいして、その折々をり/\判斷はんだんするのであつた。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
文化ぶんくわとか開明かいめいとかの餘光よくわう何事なにごとからからほりかへして百ねんねんむかしのひとこヽろなかまで解剖かいばうするに、これを職掌しよくしよう醫道いだうめうにも天授てんじゆよはひはうもならず、學士がくし札幌さつぽろおもむきしとしあき
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)