“胆試”の読み方と例文
旧字:膽試
読み方割合
きもだめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百物語もよいけれど時には本物の狐狸を相手に胆試きもだめしをするのも一興じゃ。出て行こうではござらぬかな!
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
後、岐阜城へ招かれたとき、諸将と共に、饗膳きょうぜんを賜わったが、そのあとで信長が、例の酒興か、承知のうえで、村重の胆試きもだめしをしたものか、佩刀のさきに、饅頭を突き刺して
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
町内の若い者が集まって、夏の晩などは胆試きもだめしをやりますがね。