“こころみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
88.5%
嘗試3.8%
試練1.9%
試誘1.9%
試験1.9%
誘惑1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拙作に対する質問に答へんは弁護がましく聞えて心苦しき限りながら、議論は議論にて巧拙の評にあらねば愚意こころみ可申述もうしのぶべく候。
あきまろに答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ああしかし、なんと私ども隙間だらけでしょう!「我らを嘗試こころみに遇せず、悪より救い出したまえ」(マタイ六の一三)という祈りは、私どもの日ごとの必死の祈りでなければなりません。
「可憐そうに、お前は本当に辛い試練こころみを受けて居るのじゃ、一生懸命、神様にお縋りなさい、それより外には無い」
神は愛するほどその子を苦しめ賜うがごとし、汝の苦しめらるるは汝神に愛せらるるの証なり、忍びて試誘こころみを受くる者はさいわいなり、そはこころみを経て善とせらるる時は生命のかんむりを受くべければなり
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
そこで私は永い間研究して参った試験こころみをもってそこの断層を調べましたところ、思いもよらず大鉱脈が地の下深く埋もれているのを発見みつけ出したではございませぬか!
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
我らの日用の糧を今日も与えたまえ、我らに負債おいめある者を我らのゆるしたる如く、我らの負債をも免したまえ。我らを誘惑こころみに遇わせず、悪より救い出したまえ
キリスト教入門 (新字新仮名) / 矢内原忠雄(著)