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投落
ふりがな文庫
“投落”の読み方と例文
読み方
割合
なげおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なげおと
(逆引き)
こは
好
(
よ
)
き物を見付けつと、なほ隠れて車を
遣
(
や
)
り過し、
閃
(
ひら
)
りとその上に飛び乗りて、積みたる
肴
(
さかな
)
をば音せぬやうに、少しづつ
路上
(
みちのべ
)
に
投落
(
なげおと
)
すを、牛飼は少しも心付かず。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
桂木は
投落
(
なげおと
)
されて横になつたが、死を
極
(
きわ
)
めて
起返
(
おきかえ
)
るより先に、これを見たか婦人の念力、
袖
(
そで
)
の
折
(
おり
)
目の正しきまで、下着は起きて、何となく、我を
見詰
(
みつ
)
むる
風情
(
ふぜい
)
である。
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
迂濶
(
うかつ
)
に叫ぶと、
其
(
その
)
声を
便宜
(
しるべ
)
に
何処
(
どこ
)
からか岩石を
投落
(
なげおと
)
される危険を
懼
(
おそ
)
れたからである。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
投落(なげおと)の例文をもっと
(5作品)
見る
投
常用漢字
小3
部首:⼿
7画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“投”で始まる語句
投
投出
投網
投込
投遣
投函
投錨
投掛
投首
投扇興
“投落”のふりがなが多い著者
巌谷小波
徳冨蘆花
泉鏡太郎
泉鏡花
岡本綺堂