“十便十宜帖”の読み方と例文
読み方割合
じふべんじふぎでふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やむを得ずんば大学教授の適任者と做すも忍ばざるにあらず。唯幸ひに予を以て所謂いはゆる文人と做すこと勿れ。十便十宜帖じふべんじふぎでふあるが故に、大雅たいが蕪村ぶそんとを並称へいしやうするは所謂文人の為す所なり。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)