“十便十宜帖”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
じふべんじふぎでふ | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“十便十宜帖(十便十宜)”の解説
『十便十宜』(じゅうべんじゅうぎ)は、清の劇作家李漁(李笠翁)が、別荘伊園での生活をうたった詩『十便十二宜詩』のうちの十便十宜(2つの宜の詩は見つかっていない)のこと。『十便十二宜詩』は、草蘆を山麓にむすんで、門をとじて閑居したところ、客の訪問を受け、静は静であろうが、不便なことが多いであろうといったのに対して、便(便利なこと)と宜(よいこと)の詩をつくってこたえたというもの。これに基づいて1771年に池大雅が「十便帖」、与謝蕪村が「十宜帖」を描き、合作した画帖が「十便十宜帖」である。慣用的に「十便十宜図」とも。大雅作の「釣便」は名高い。
「紙本淡彩十宜図〈与謝蕪村筆〉」・「紙本淡彩十便図〈池大雅筆〉」として、1935年4月30日に重要文化財、1951年6月9日に国宝に指定されている。
(出典:Wikipedia)
「紙本淡彩十宜図〈与謝蕪村筆〉」・「紙本淡彩十便図〈池大雅筆〉」として、1935年4月30日に重要文化財、1951年6月9日に国宝に指定されている。
(出典:Wikipedia)