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芒叢
ふりがな文庫
“芒叢”の読み方と例文
読み方
割合
すすきむら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すすきむら
(逆引き)
僕のしゃがんでいる所から三
間
(
げん
)
とは離れない
芒叢
(
すすきむら
)
をかきわけて、一人の若い男が顔を出した。
水鬼
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
こおろぎの
音
(
ね
)
も
細々
(
ほそぼそ
)
と
明
(
あ
)
け
暮
(
く
)
れて、
風
(
かぜ
)
に
乱
(
みだ
)
れる
芒叢
(
すすきむら
)
に、三つ四つ五つ、
子雀
(
こすずめ
)
の
飛
(
と
)
び
交
(
か
)
うさまも、いとど
憐
(
あわ
)
れの
秋
(
あき
)
ながら、ここ
谷中
(
やなか
)
の
草道
(
くさみち
)
ばかりは、
枯野
(
かれの
)
も
落葉
(
おちば
)
も
影
(
かげ
)
さえなく、
四季
(
しき
)
を
分
(
わか
)
たず
咲
(
さ
)
き
競
(
そ
)
うた
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
喜兵衛はぬき足をして
芒叢
(
すすきむら
)
のほとりに忍びよると、そこには
破筵
(
やれむしろ
)
を張った低い小屋がある。
青蛙堂鬼談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
芒叢(すすきむら)の例文をもっと
(3作品)
見る
芒
漢検1級
部首:⾋
6画
叢
漢検準1級
部首:⼜
18画
“芒”で始まる語句
芒
芒原
芒刺
芒鞋
芒野
芒蘭
芒尾花
芒蕩山
芒売
芒屨
“芒叢”のふりがなが多い著者
邦枝完二
岡本綺堂