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芒原
ふりがな文庫
“芒原”の読み方と例文
読み方
割合
すすきはら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すすきはら
(逆引き)
引越した当時は、私の家の裏手はまだ一めんの
芒原
(
すすきはら
)
になっていて、大きな
溝
(
みぞ
)
を隔てて、すぐその向うが華族のお屋敷になっていた。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
「まだ日のあるうちで仕合わせじゃ。暮れてから
芒原
(
すすきはら
)
であのような美しい女子に出逢うたら、狐が化けたのじゃと思わるるかも知れぬ。」
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そこへ、切った犬の数よりも、はるかに多い野犬の群れが、あるいは
芒原
(
すすきはら
)
の向こうから、あるいは
築土
(
ついじ
)
のこわれをぬけて、続々として、つどって来る。——
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
芒原(すすきはら)の例文をもっと
(8作品)
見る
芒
漢検1級
部首:⾋
6画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“芒”で始まる語句
芒
芒叢
芒刺
芒鞋
芒野
芒蘭
芒尾花
芒蕩山
芒売
芒屨
“芒原”のふりがなが多い著者
堀辰雄
夏目漱石
国枝史郎
吉川英治
芥川竜之介
岡本綺堂