トップ
>
『水鬼』
ふりがな文庫
『
水鬼
(
すいき
)
』
A君——見たところはもう四十近い紳士であるが、ひどく元気のいい学生肌の人物で、「野人、礼にならわず。はなはだ失礼ではありますが……。」と、いうような前置きをした上で、すこぶる軽快な弁舌で次のごとき怪談を説きはじめた。 僕の郷里は九州で、かの …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談倶樂部」1924(大正13)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約39分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
間
(
げん
)
生
(
お
)
在
(
ざい
)
代
(
よ
)
媚
(
なまめ
)
忌
(
いや
)
彼女
(
かれ
)
間
(
けん
)
単衣
(
ひとえもの
)
長
(
た
)
櫨
(
はじ
)
熱
(
ほて
)
企
(
たく
)
空
(
から
)
芒叢
(
すすきむら
)
湿
(
しめ
)
漂
(
ただよ
)
焦
(
じ
)
祟
(
たた
)
粉薬
(
こぐすり
)
肚
(
はら
)
人魂
(
ひとだま
)
魚籠
(
びく
)
芒
(
すすき
)
薄白
(
うすじろ
)
行水
(
ぎょうずい
)
襲
(
おそ
)
鱸
(
すずき
)
角燈
(
かくとう
)
訊
(
き
)
都度
(
つど
)
野人
(
やじん
)
飛白
(
かすり
)
門司
(
もじ
)
頸
(
くび
)
家
(
うち
)
償
(
つぐな
)
兄妹
(
きょうだい
)
冠
(
かぶ
)
剃刀
(
かみそり
)
唐人
(
とうじん
)
唯一
(
ゆいいつ
)
商人
(
あきんど
)
堤
(
どて
)
多寡
(
たか
)
大家
(
たいけ
)
失
(
う
)
如才
(
じょさい
)
浮木
(
うき
)
尾
(
つ
)
尾花
(
おばな
)
帰省
(
きせい
)
床几
(
しょうぎ
)
怪
(
け
)
慄
(
ふる
)
所詮
(
しょせん
)
抜足
(
ぬきあし
)
撚
(
よ
)
料簡
(
りょうけん
)
歳
(
とし
)
浅慮
(
あさはか
)