“野人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やじん91.7%
のゝひと8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
匹夫ひつぷ野人やじんの如く飽くまで纏綿つきまとつて貴嬢を苦め申す如き卑怯ひけふ挙動ふるまひは、誓つて致しませぬ、——何卒、梅子さん、只だ一言判然はつきりおつしやつて下ださい
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
朝臣ちょうしんとなり、転じて自由党に参加して野人やじんとなり、代言人となった彼は、自由民権といい、四民平等ということに、どんなにか血をかしたのであろう。
ばらにひきさく野人のゝひと
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)