“野蛮人”のいろいろな読み方と例文
旧字:野蠻人
読み方割合
やばんじん93.3%
スキタイ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうしてつねに科学者のごとき明敏なる判断と野蛮人やばんじんのごとき卒直なる態度をもって、自己の心に起りくる時々刻々の変化を、飾らず偽らず
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
「なんというおそろしいかおつきをしている野蛮人やばんじんであろう。人間にんげんうというのは、この種族しゅぞくではなかろうか!」と、こころおもったのでありました。
幸福に暮らした二人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「それはがさつな気性というものですわ、パーヴェル・アンドレーイチ」と彼女はつづけた、「あなたは教養も教育もおありですけど、底の底はなんというまだ……野蛮人スキタイでしょう。 ...
(新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)