“南蛮人”の読み方と例文
読み方割合
なんばんじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがあたしの手腕うででさあね。もとはあかなんだけれど、ちょいとしたこつで黄金こがねに見えるんだよ。あたしはこの術を切支丹屋敷きりしたんやしき南蛮人なんばんじんに聞いたんでね。
かれの父が、南蛮人なんばんじんのキリシタンであったから、呂宋兵衛もはやくから修道者イルマンとなり、いわゆる、切支丹流キリシタンりゅう幻術げんじゅつをきわめていた。小角はそこを見こんで重用した。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長崎やさかいあたりで、南蛮人なんばんじんが日本人と争闘そうとうすると、常習じょうしゅうにやるかれらの手口てぐちである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)