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蛮
ふりがな文庫
“蛮”の読み方と例文
読み方
割合
ばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばん
(逆引き)
彼等は極めて消極的な態度で自分の気位を守ると同時に、無言の裡に他のハイカラや
蛮
(
ばん
)
カラ、又は半可通連を冷笑しているのである。
街頭から見た新東京の裏面
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
その
容貌
(
ようぼう
)
が前にも言ったとおり、このうえもなく
蛮
(
ばん
)
カラなので、いよいよそれが好いコントラストをなして、あの顔で、どうしてああだろう、打ち見たところは
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
たとえそれが
蛮
(
ばん
)
人であってもいい、
極悪
(
ごくあく
)
の人殺しの悪漢どもといっしょにいるよりか、どれだけ幸福かしれやしない、だが、
海蛇
(
うみへび
)
のやつもなかなかぬけめがない
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
蛮(ばん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“蛮(
南蛮
)”の解説
南蛮(なんばん)あるいは蛮(ばん)は、四夷のひとつであり、中国大陸を制した朝廷が南方の帰順しない異民族に対して用いた蔑称である。
日本でも当初は同様の意味で用いられていたが、15世紀にヨーロッパ人との南蛮貿易が始まって以降は、主にヨーロッパや東南アジア・スペインやポルトガルの文物や人物を指す語となった。
(出典:Wikipedia)
蛮
常用漢字
中学
部首:⾍
12画
“蛮”の関連語
蛮人
南蛮人
蠻子
“蛮”を含む語句
野蛮
南蛮
野蛮人
南蛮寺
蛮人
南蛮船
夷蛮
蛮音
南蛮鉄
蛮船
蛮声
蛮夷
鴨南蛮
蛮族
蛮野
蛮勇
南蛮渡来
蛮夫
諸蛮
蛮語
...
“蛮”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
清水卯三郎
杉山萠円
田山花袋
夢野久作