“蛮語”の読み方と例文
読み方割合
ばんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白石は、江戸小日向こひなたにある切支丹屋敷から蛮語ばんごに関する文献を取り寄せて、下調べをした。
地球図 (新字新仮名) / 太宰治(著)
多宝塔たほうとうの上で、遠術のいんをむすんでいた呂宋兵衛るそんべえ、あおじろいひたいから、タラタラと脂汗あぶらあせをながしたが、すぐ蛮語ばんご呪文じゅもんをとなえ、満口まんこう妖気ようきをふくみ入れて、フーと吹くと、はるかな
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)