ぼう)” の例文
「おや、あれは何だろう」それはぼうッと、ほの赤い光であった。二百メートルほど先の、東京ビルの横腹を一面に照らしている一大火光いちだいかこうであった。はじめは火事だろうかと思った。
○○獣 (新字新仮名) / 海野十三(著)