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『山姑の怪』
ふりがな文庫
『
山姑の怪
(
やまうばのかい
)
』
甚九郎は店に坐っていた。この麹町の裏店に住む独身者は、近郷近在へ出て小間物の行商をやるのが本職で、疲労れた時とか天気の悪い日とかでないと店の戸は開けなかった。 それは春の夕方であった。別に客もないので甚九郎は煙管をくわえたなりで、うとうとと …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
姑
(
うば
)
頭
(
さき
)
疲労
(
くたび
)
某
(
ある
)
己
(
じぶん
)
喫
(
く
)
何人
(
だれ
)
電光
(
いなずま
)
謀
(
はかりごと
)
独身
(
ひとり
)
煩
(
うるさ
)
沢
(
つや
)
所天
(
ていしゅ
)
上框
(
あがりかまち
)
商
(
あきない
)
夜半
(
よなか
)
電光
(
いなびかり
)
跟
(
つ
)
資本
(
もとで
)
貴郎
(
あなた
)
壮
(
わか
)
詞
(
ことば
)
知人
(
しりびと
)
眩暈
(
めまい
)
戸外
(
そと
)
瓦盃
(
かわらけ
)
理由
(
わけ
)
理
(
わけ
)
妻室
(
かない
)
姝
(
きれい
)
煙管
(
きせる
)
注
(
つ
)
婢
(
じょちゅう
)
室
(
へや
)
怕
(
こわ
)