“姑女”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうとめ60.0%
しうとめ20.0%
しうと20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姑女しゅうとめねとばされて、俄に起ちもできずにいたが、さっきから犬射ノ馬場の隅小屋すみごやで見ていた探題所の不浄役人の二、三はすぐ駈けつけて来て
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
越前守殿聞れてお菊に向はれ如何に菊其方は何故にしうとめを締殺したるや眞直まつすぐに申立よとありけるにお菊はしとやかに申樣おそれながら申上奉つり候私事姑女しうとめ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
名代に遣せしのみと申立けるに越前殿とのさらば菊が姑女しうとを締殺せしと申事まをすことは何ぞ證據にてもある哉と糺問たづねられしに彌吉夫婦は言葉をそろへ外に證據とては御座なく候へども三年ごしわづらひ居候者が自身に首を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)