“しうと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シウト
語句割合
67.9%
18.9%
外舅7.5%
姑女1.9%
岳翁1.9%
舅姑1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さういつちやおまへあねのことわるくばかりいふやうだが、しうと鬼怒川きぬがはちてんだなんて大騷おほさわぎしたことがつたつけねえ」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
その間も茶の間の行燈のまはりでは、しうとのお百と、嫁のお路とが、向ひ合つて縫物を続けてゐる。太郎はもう寝かせたのであらう。
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その外舅しうとおよびジユデーアびとの禍ひの種なりしほかの議員等もまた同じさまにてこの濠の中に苛責せらる 一二一—一二三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
名代に遣せしのみと申立けるに越前殿とのさらば菊が姑女しうとを締殺せしと申事まをすことは何ぞ證據にてもある哉と糺問たづねられしに彌吉夫婦は言葉をそろへ外に證據とては御座なく候へども三年ごしわづらひ居候者が自身に首を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
獨りフアビアニの君のみは、何事をもをかしき方に取りなして、岳翁しうとと夫人との教の嚴なることよと打笑ひ、さて我に向ひてのたまふやう。君は父上の如き學者とはならざるべし。
「お富は舅姑しうととの折合が惡くて追ひ出されたといふ噂もあるが本當か」