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『茶粥の記』
ふりがな文庫
『
茶粥の記
(
ちゃがゆのき
)
』
忌明けになって姑の心もようよう定まり、清子と二人は良人の遺骨をもって、いよいよ郷里の秋田へ引き上げることになった。秋田といってもずっと八郎潟寄りの五城目という小さな町である。実は善福寺さんとの打合せでは五七日忌前に埋骨する手筈になっていたけ …
著者
矢田津世子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1941(昭和16)年2月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約30分(500文字/分)
朗読目安時間
約49分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
いき
)
空洞
(
うつぼ
)
姑
(
はは
)
金
(
あし
)
間
(
あい
)
塩鮭
(
しゃけ
)
種
(
ぐさ
)
埃
(
ごみ
)
失敗
(
しくじり
)
菜
(
かず
)
風
(
ふう
)
含羞
(
はにか
)
游
(
およ
)
粥清
(
かゆせい
)
貉
(
むじな
)