“御内儀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごないぎ52.9%
おかみ35.3%
おかみさん5.9%
おないぎ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今更いまさらあらためて、こんなことをくのも野暮やぼ沙汰さただが、おこのさんといいなさるのは、たしかにおまえさんの御内儀ごないぎだろうのう」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
取ても卅二歳少々ちと婆々ばゝすぎますけれども其代りしうと厄介やくかいも子供もなくうちは其女獨りにて若御内儀おかみさんに成ならば其こそ/\貞女ていぢよ御亭主ごていしゆ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なすに久兵衞はおちつきはらひオイ/\御内儀おかみさん其樣にたつあがりになるからは猶々あやしく思はれるマア能々よく/\
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「平松屋さんに、とんだ騒ぎがあったんですってね、使つかいの人から聴きましたよ、一体あのお万さんが悪いんだわ、御内儀おないぎのお駒さんを、座敷牢なんかに追い込んで」
銭形平次捕物控:282 密室 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)