“御内方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうちかた40.0%
ごないほう40.0%
おんうちかた20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御内方おうちかたかもを一羽げて参ったのだが、何と、酒と鍋の物の支度をしてくださらぬか。明日あすとなっては気忙きぜわしないから、明後日あさっての門祝いをやってしまうのじゃ。
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かさねていう。この最後の最後まで、異心なく、踏みとどまってくれた各〻の善戦にたいして、左馬介は、故光秀様を始め、御内方ごないほう、ほか一族になり代って、心からお礼を申す。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なんの、都の白拍子にも、江口えぐち神崎かんざき遊君きみたちにも、くらぶべきは無いといわるる御内方おんうちかたを、ちょっと、招かれれば、みな、気がすむというものだ。