“ごないぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御内儀90.0%
御内室10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すかし見て吃驚びつくりなしヤア此方樣は石川安五郎樣と云に安五郎もかほすかし見て然樣云其方も何やら見た樣な御内儀ごないぎ其許はと云を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御内儀ごないぎがか。うム、又左の御内儀は、筑前の気心を、よう知っておられる一人じゃ。お達者か」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上布には、くつきりしたえりあし、むつちりした乳房のあたりの豐けさをおもはされる。落附いた御内室ごないぎさんである。
夏の女 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)