トップ
>
馴
>
なら
ふりがな文庫
“
馴
(
なら
)” の例文
然
(
しか
)
るに
予
(
かね
)
てより
斥候
(
せきこう
)
の用に
充
(
あ
)
てむため
馴
(
なら
)
し
置
(
お
)
きたる犬の
此時
(
このとき
)
折
(
をり
)
よく
来
(
きた
)
りければ、
彼
(
かれ
)
を真先に立たしめて予は
大胆
(
だいたん
)
にも藪に
入
(
い
)
れり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
幼時から
馴
(
なら
)
された、種々なる先入見と一致せないかに見えるものから非常に注意深く、精神をできるだけ感官から引離そうと努力する人によってのみ理解せられるのである。
デカルト哲学について
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
これより帰りてともかくもお峯が前は
好
(
よ
)
きやうに
言譌
(
いひこしら
)
へ、さて篤と実否を
糺
(
ただ
)
せし上にて
私
(
ひそか
)
に
為
(
せ
)
んやうも有らんなど貫一は思案しつつ、黒の中折帽を
稍
(
やや
)
目深
(
まぶか
)
に
引側
(
ひきそば
)
め、通学に
馴
(
なら
)
されし
疾足
(
はやあし
)
を駆りて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“馴”を含む語句
馴染
手馴
幼馴染
顔馴染
馴致
馴鹿
磯馴松
馴合
馴々敷
見馴
馴々
昔馴染
不馴
水馴棹
居馴染
聞馴
馴染客
住馴
人馴
雅馴
...