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『摩周湖紀行』
ふりがな文庫
『
摩周湖紀行
(
ましゅうこきこう
)
:
――北海道の旅より――
(
――ほっかいどうのたびより――
)
』
宗谷本線の瀧川と云ふ古い驛に降りた。黄昏で、しかも初めての土地で一人の知人もなかつた。隨分と用意深かく、行く先々の樣子は、旅行案内で調らべておくのだけれども、途中で氣が變つてしまつて、根室本線へ這入つてみたくなり、乘りかへ驛の瀧川と云ふ處に …
著者
林芙美子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
和琴
(
わこと
)
摩周
(
ましう
)
潮霧
(
がす
)
洋燈
(
ランプ
)
阿寒
(
あかん
)
釧路
(
くしろ
)
蜩
(
ひぐらし
)
舌辛
(
したから
)
網走
(
あばしり
)
然別
(
しかりべつ
)
瀧川
(
たきがは
)
澤梨
(
さんなし
)
漂津
(
しべつ
)
厚岸
(
あつけし
)
樺太
(
からふと
)
標茶
(
しべちや
)
楡
(
にれ
)
根室
(
ねむろ
)
斜里
(
しやり
)
宗谷
(
そうや
)
周章
(
あわ
)