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賀
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が
ふりがな文庫
“
賀
(
が
)” の例文
賀
(
が
)
の
曰
(
いは
)
く、
其
(
そ
)
の
左
(
ひだり
)
の
目
(
め
)
を
射
(
い
)
よ。
羿
(
げい
)
すなはち
弓
(
ゆみ
)
を
引
(
ひ
)
いて
射
(
い
)
て、
誤
(
あやま
)
つて
右
(
みぎ
)
の
目
(
め
)
にあつ。
首
(
かうべ
)
を
抑
(
おさ
)
へて
愧
(
は
)
ぢて
終身不忘
(
みををはるまでわすれず
)
。
術
(
じゆつ
)
や、
其
(
そ
)
の
愧
(
は
)
ぢたるに
在
(
あ
)
り。
術三則
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
しかもちょうどこの日、当の奉行の
賀
(
が
)
は、街をお
練
(
ね
)
りで帰って来る途中にあったが、たれも花和尚にそれが奉行だとは教えてやる者もない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平民新聞
(
へいみんしんぶん
)
の
創刊
(
そうかん
)
に
賀
(
が
)
すべきは
其門前
(
そのもんぜん
)
よりも
其紙上
(
そのしゞやう
)
に
酸漿提灯
(
ほうづきてうちん
)
なき事なり
各国々旗
(
かくこく/\き
)
なき事なり
市中音楽隊
(
しちうおんがくたい
)
なき事なり、
即
(
すなは
)
ち
一
(
いつ
)
の
請負
(
》文字《うけおひもんじ
)
、
損料文字
(
そんれうもんじ
)
をとゞめざる事なり。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
得たるか如くにてあれはこゝえる人に
衣
(
ころも
)
を下さるをなさけに同じ事なりうゑたるもの食を得たるが如くとあれば
御憐愍
(
ごれんびん
)
の御政事
爰
(
こゝ
)
を以て知るべし
有
(
あ
)
る
時
(
とき
)
常憲院
樣
(
さま
)
五十の
賀
(
が
)
の時何を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『日本』へ俳句寄稿に
相成候
(
あいなりそうろう
)
諸君へ
申上候
(
もうしあげそうろう
)
。
筆硯
(
ひっけん
)
益〻
御清適
(
ごせいてき
)
の結果として小生の
枕辺
(
ちんぺん
)
に
玉稿
(
ぎょっこう
)
の山を築きこの冬も大約一万句に達し
候
(
そうろう
)
事
(
こと
)
誠に
御出精
(
ごしゅっせい
)
の次第とかつ喜びかつ
賀
(
が
)
し
奉
(
たてまつ
)
り候。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
▼ もっと見る
無恙
(
むよう
)
を
賀
(
が
)
し
且
(
か
)
つ儂が
春衣
(
しゅんい
)
を
美
(
ほ
)
ム
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
たまたま、華山の霊地に
詣
(
もう
)
でた
賀
(
が
)
が、ふと、玉嬌枝を見そめて「……なんでも、ぜひ、わがものに」と、その淫欲と暴とを
逞
(
たくま
)
しゅうしたものだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
次の間へ
控
(
ひかへ
)
させ己れ
獨
(
ひと
)
り居間へ通り
久々
(
ひさ/″\
)
の
對面
(
たいめん
)
に
互
(
たが
)
ひに無事を
賀
(
が
)
し
暫
(
しば
)
し四方山の話に時を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さっきから、じろと、そっちを眼の隅から睨んでいた奉行の
賀
(
が
)
は、さすが一トかどの者だった。いうやいな、席を蹴って、ばっとそっちへ歩きかけた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“賀”の意味
《名詞》
(ガ) 喜び。ことほぐこと。
(出典:Wiktionary)
“賀”の解説
賀(が)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の70番目。
(出典:Wikipedia)
賀
常用漢字
小4
部首:⾙
12画
“賀”を含む語句
雑賀
英賀
新仁和賀
賀茂
志賀
賀茂真淵
仁和賀
甲賀
遠賀
神賀詞
志賀直哉
滋賀
滋賀津彦
那賀
古賀侗庵
和賀
賀陽
慶賀
奉賀候
斗賀野
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