“漁父”の読み方と例文
読み方割合
ぎよふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春にいたれば長じて三寸あまりになる、これをばかならず捕(と)らぬ事とす。此子鮏(こさけ)雪消(ゆきげ)の水に随(したが)ひて海に入る。海に入りてのち裂(さけ)たる腹(はら)合(がつ)して腸(ちやう)をなすと漁父(ぎよふ)がいへり。
興義枕をあげて、二九路次(ろじ)の労(わづら)ひをかたじけなうすれば、助も蘇生(よみがへり)の賀(ことぶき)を述ぶ。興義先づ問ひていふ。君試(こころみ)に我がいふ事を聞かせ給へ。かの漁父(ぎよふ)文四に魚をあつらへ給ふ事ありや。
故(ゆゑ)に其著書(そのちよしよ)十餘萬言(よまんげん)、大抵(たいてい)率(おほむ)ね(二一)寓言(ぐうげん)也(なり)。(二二)漁父(ぎよふ)・盜跖(たうせき)・胠篋(きよけふ)を作(つく)り、以(もつ)て孔子(こうし)の徒(と)を詆訿(ていし)し、以(もつ)て老子(らうし)の(二三)術(じゆつ)を明(あきらか)にせり。(二四)畏累虚(わいるゐきよ)・亢桑子(かうさうし)の屬(たぐひ)、皆(みな)空語(くうご)にして事實(じじつ)無(な)し。