“寓言”の読み方と例文
読み方割合
ぐうげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小説といい、稗史はいしといい、戯曲といい、寓言ぐうげんというものすなわこれなり。作者の心おもえらく、奇を極め妙を極むと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
だから雛を育てることのむつかしいがんなどのおとりは、かつて荘周そうしゅう寓言ぐうげんにもあったように、その鳴声の遺伝がたちまちに食われると愛せられるとの境を区別する。
その物語には必ずその持ち前の楽しみもあり教訓もあろう。逸話、寓言ぐうげん、警句も豊かにあろう。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)