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寓意譚
ふりがな文庫
“寓意譚”の読み方と例文
読み方
割合
ぐういたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐういたん
(逆引き)
そう云う
天竺
(
てんじく
)
の
寓意譚
(
ぐういたん
)
は、聞くともなく説教を聞いていた、この不幸な女の心に異常な感動を与えました。
捨児
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
仏教の
寓意譚
(
ぐういたん
)
であるという『西遊記』が、これほど
魅魔的
(
みまてき
)
に感ぜられたのは、雰囲気のせいもあった。その頃の
加賀
(
かが
)
の旧い家には、まだ
一向一揆
(
いっこういっき
)
時代の仏教の
匂
(
にお
)
いが幾分残っていた。
『西遊記』の夢
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
この一話、
操觚者流
(
さうこしやりう
)
の
寓意譚
(
ぐういたん
)
にあらず、永く西欧の史籍に載りて人の能く伝唱する所、唯これ一片の逸話に過ぎずと
雖
(
いへ
)
ども、
然
(
しか
)
も吾人に
誨
(
をし
)
ふる事甚だ深しとなす。
夫
(
そ
)
れ貧困は現世の不幸の
尤
(
もつとも
)
なる者也。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
寓意譚(ぐういたん)の例文をもっと
(3作品)
見る
寓
漢検準1級
部首:⼧
12画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
譚
漢検1級
部首:⾔
19画
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