“寓處”の読み方と例文
読み方割合
やどりば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氣の寓處やどりばたる草木各自の體に於て天地の氣の流行運移する状は、明々白々に示されて居る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
それ/\の氣の寓處やどりばとなつて居るのであるから、衆花は晝に開くのに、暮に及んで開くものもあり、衆鳥は曉に勇むのに、夜に入つて勇む梟や杜鵑ほとゝぎすの類も有り、羣獸は晝に出で夜に伏すのに
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)