“漁業”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎよげふ20.0%
ぎょぎょう20.0%
ぎよぎよう20.0%
すなどり20.0%
ドン20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貝塚より魚骨魚鱗の出づるかたはら是等遺物の存在そんざいするは實にコロボックル漁業ぎよげふの法を明示するものと云ふべきなり。釣り竿の有無ゆうむは考へかたけれど、あみおそらくあみなりしならんと思はる。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
けれども、人々はただ畑をたがやしたり、材木ざいもくを売ったりしてらしているばかりでなく、漁業ぎょぎょう商業しょうぎょうや、海運業かいうんぎょうもやっています。ですから、ここには、すばらしいやしきや、りっぱな教会もあります。
これで骨製こつせい器物きぶつ漁業ぎよぎようもちひられたことを證據立しようこだてゝをります。(第四十圖だいしじゆうず
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
朝夕に、将門も見ている屋根だし、将門にとっては、常に自分を、「力づよいお館様」と頼みきって、すきをもち、漁業すなどりをしている、可憐いじらしい領民なのだ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝鮮中の役所という役所の当り当りにスッカリ手を廻わして、仲間外れの抜け漁業ドンばっかりを検挙させよるから、吾々の眼に止まらんです。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)