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漁父
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ぎよふ
ふりがな文庫
“
漁父
(
ぎよふ
)” の例文
春にいたれば長じて三寸あまりになる、これをばかならず
捕
(
と
)
らぬ事とす。此
子鮏
(
こさけ
)
雪消
(
ゆきげ
)
の水に
随
(
したが
)
ひて海に入る。海に入りてのち
裂
(
さけ
)
たる
腹
(
はら
)
合
(
がつ
)
して
腸
(
ちやう
)
をなすと
漁父
(
ぎよふ
)
がいへり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
興義枕をあげて、
二九
路次
(
ろじ
)
の
労
(
わづら
)
ひをかたじけなうすれば、助も
蘇生
(
よみがへり
)
の
賀
(
ことぶき
)
を述ぶ。興義先づ問ひていふ。君
試
(
こころみ
)
に我がいふ事を聞かせ給へ。かの
漁父
(
ぎよふ
)
文四に魚をあつらへ給ふ事ありや。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
故
(
ゆゑ
)
に
其著書
(
そのちよしよ
)
十
餘萬言
(
よまんげん
)
、
大抵
(
たいてい
)
率
(
おほむ
)
ね
(二一)
寓言
(
ぐうげん
)
也
(
なり
)
。
(二二)
漁父
(
ぎよふ
)
・
盜跖
(
たうせき
)
・
胠篋
(
きよけふ
)
を
作
(
つく
)
り、
以
(
もつ
)
て
孔子
(
こうし
)
の
徒
(
と
)
を
詆訿
(
ていし
)
し、
以
(
もつ
)
て
老子
(
らうし
)
の
(二三)
術
(
じゆつ
)
を
明
(
あきらか
)
にせり。
(二四)
畏累虚
(
わいるゐきよ
)
・
亢桑子
(
かうさうし
)
の
屬
(
たぐひ
)
、
皆
(
みな
)
空語
(
くうご
)
にして
事實
(
じじつ
)
無
(
な
)
し。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
漁
常用漢字
小4
部首:⽔
14画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
“漁”で始まる語句
漁
漁師
漁夫
漁火
漁場
漁舟
漁人
漁村
漁船
漁業