“ちやうや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:チヤウヤ
語句割合
長夜66.7%
帳屋33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とてもつもらば五尺ごしやく六尺ろくしやく雨戸あまどけられぬほどらして常闇とこやみ長夜ちやうやえんりてたしともつじた譫言たはごとたまふちろ/\にも六花りくくわ眺望ながめべつけれど
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
宗室そうしつくわいして、長夜ちやうやえんるにあたりては、金瓶きんべい銀榼ぎんかふ百餘ひやくよつらね、瑪瑙めなう酒盞しゆさん水晶すゐしやうはち瑠璃るりわん琥珀こはくさら、いづれもこうなる中國ちうごくいまかつてこれあらず、みな西域せいゐきよりもたらところ
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
御籠り所は臨時に仮屋を作ることもあれば、特に一軒の民家を清めて使ふこともあり、社務所や帳屋ちやうやといふものを、その為に建てゝ置く所もあるが、此頃ではお宮の拝殿に行つて籠る村が多くなつた。
祭のさまざま (新字旧仮名) / 柳田国男(著)