“ながよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長夜40.0%
長与30.0%
長世20.0%
永世10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてふたりは、月ノ宮の御籠堂おこもりどうおいをおろしたが、古莚ふるむしろにつめたいゆめのむすばれぬまま、くこおろぎとともにもすがら詠歌えいかをささげて、秋の長夜ながよを明かしていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その晩はそれぎり何の気もつかずに寝てしまった。すると明日あくるひの朝さいが来て枕元にすわるや否や、実はあなたに隠しておりましたが長与ながよさんは先月せんげつ五日いつかくなられました。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
大和やまとの方から泉州せんしゅうめぐり、そこに潜伏中の宮和田胤影みやわだたねかげい、大坂にある岩崎長世ながよ、および高山、河口かわぐちらの旧友と会見し、それから京都に出て
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
庄造は又の名を永世ながよと云い、号を鹿鳴ろくめいと云って和歌をよくし俳句をよくした。殊に俳句の方では其のころなかなか有名で、其の道の人びとの間では、一風変ったところのある俳人として知られていた。
狸と俳人 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)