“古莚”の読み方と例文
読み方割合
ふるむしろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古莚に山と積んだ、汚ない細かい鉄屑塵埃と一緒にで釜の中へはかりこまれると、ギラギラした銀色の重い水に解けてゆくのを、いくら見ていてもきなかった。
そしてふたりは、月ノ宮の御籠堂をおろしたが、古莚につめたいのむすばれぬまま、くこおろぎとともにもすがら詠歌をささげて、秋の長夜を明かしていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小屋は屋根を板でいて、その上に木を横たえてある。周囲は薄や粟からで囲ってある。中は入口近くに三尺四方ほどの囲炉裡があって、古莚を敷いたところはの一畳半ほどもない。
白峰の麓 (新字新仮名) / 大下藤次郎(著)