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『狸と俳人』
ふりがな文庫
『
狸と俳人
(
たぬきとはいじん
)
』
安永年間のことであった。伊勢大廟の内宮領から外宮領に至る裏道に、柿で名のある蓮台寺と云う村があるが、其の村に澤田庄造という人が住んでいた。 庄造は又の名を永世と云い、号を鹿鳴と云って和歌をよくし俳句をよくした。殊に俳句の方では其の比なかなか …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
嫁
(
めと
)
劫
(
かえ
)
生活
(
ぐらし
)
何人
(
たれ
)
蹲
(
うずく
)
永世
(
ながよ
)
比
(
ころ
)
獲
(
と
)
微
(
かすか
)
翌日
(
あくるひ
)
煩雑
(
はんざつ
)
鹿鳴
(
ろくめい
)
爾来
(
じらい
)
疋
(
ぴき
)
看
(
み
)
籠居
(
ろうきょ
)
耽
(
ふけ
)
興
(
きょう
)
衝
(
つ
)
衣服
(
きもの
)
風邪
(
かぜ
)
馴
(
な
)
淋
(
さび
)
注
(
つ
)
某年
(
あるとし
)
某夜
(
あるよ
)
枕許
(
まくらもと
)
旨
(
うま
)
掉
(
ふ
)
悪戯
(
いたずら
)
悄然
(
しょうぜん
)
往
(
い
)
庭前
(
にわさき
)
家
(
うち
)
安永
(
あんえい
)
夕
(
ゆうべ
)
啜
(
すす
)
何時
(
いつ
)