“安永”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんえい92.9%
やすなが7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安永あんえい二年十二月二十日の事で、空は雪催しで一体に曇り、日光おろしの風は身にみて寒い日、すると宗悦は何か考えて居りましたが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「そ、そうだ。う、う、おれの親父おやじが、う、う、まれたとしにできた、げな。お、お、親父おやじ安永あんえいの、う、う、うまれだ。」
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
「まああきらめるんだな、しょうがない、安永やすながの娘をもらうんだ」と竜右衛門がその息子に云った
女は同じ物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)