“参内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんだい95.7%
サンダイ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いよいよ将軍家参内さんだいのおりには、多くの公卿くげ衆はお供の格で、いずれも装束しょうぞく着用で、先に立って案内役を勤めたものであったという。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
時平が帝の定め給うた制を破った華美な装束をして参内さんだいしたのを、帝が小蔀こじとみ隙間すきまから御覧になって急に機嫌を損ぜられ、職事しきじを召されて
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
コレヲ最期ノ参内サンダイゾト、思イ定メテ退出タイシュツアル。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)