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雪中
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せっちゅう
ふりがな文庫
“
雪中
(
せっちゅう
)” の例文
文「なアに雪女郎は
深山
(
しんざん
)
の
雪中
(
せっちゅう
)
で、
稀
(
まれ
)
に女の
貌
(
かお
)
をあらわすは雪の精なるよしだが、あれは天神様へお百度でも上げているのだろう」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ある
日
(
ひ
)
、
秀吉
(
ひできち
)
のかいた
自由画
(
じゆうが
)
は、これまでになかった
特異
(
とくい
)
のものです。
少年
(
しょうねん
)
らしい
人間
(
にんげん
)
が
雪中
(
せっちゅう
)
に
埋
(
う
)
もれて
倒
(
たお
)
れていました。
天女とお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
及び小石川の
雪中
(
せっちゅう
)
である。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
貞「いや大分雪が降って参りました、
私
(
わたくし
)
先程台所を明けたらぷっと吹込みました、どうして中々余程の雪になりましたから、此の
夜中
(
やちゅう
)
殊
(
こと
)
に
雪中
(
せっちゅう
)
に
誰
(
たれ
)
も参る筈はございませぬ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
藤「成程、そんなら文治郎殿から聞いた、孝心の娘があって
雪中
(
せっちゅう
)
に凍えて
居
(
い
)
るのを救って、金をやったが受けぬ、今の世の中には珍らしいと云って
賞
(
ほ
)
めた娘だろう、それは幸いだ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“雪中”の意味
《名詞》
雪中(せっちゅう)
降雪の最中。
積雪の中。
(出典:Wiktionary)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“雪中”で始まる語句
雪中行軍
雪中梅
雪中花
雪中山越
雪中梅型
雪中用具
雪中相合傘