“自由画”の読み方と例文
読み方割合
じゆうが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある秀吉ひできちのかいた自由画じゆうがは、これまでになかった特異とくいのものです。少年しょうねんらしい人間にんげん雪中せっちゅうもれてたおれていました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
それから、子供こどもたちは、一人ひとり一人ひとり兵隊へいたいさんのそばへいって、自分じぶんってきたもの、たとえば作文さくぶんや、自由画じゆうがや、またお人形にんぎょうなどを真心まごころこめて、おみまいにあげたのです。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき、場内係じょうないがかりの、自由画じゆうがわか先生せんせいもやってきて、先生せんせいは二びっくりしました。死人しにんあたまがはげて、ひげのあるまるかおは、秀吉ひできちのいつもかく、おけのかおそっくりだったからでした。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)