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『観て忘れる』
ふりがな文庫
『
観て忘れる
(
みてわすれる
)
』
自分で思ひ立つて映画を観に行つたことはまづないと云つていゝ。大ていは女たちの御招伴である。これは映画と女とを一緒に軽蔑してゐるやうに聞えるが、決して女も映画も軽蔑してゐるわけではなく、全く無精だからである。——芝居の方はどうかと訊かれると、 …
著者
岸田国士
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 映画
初出
「映画時代 第四巻第四号」1928(昭和3)年4月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
小僧
(
キツヅ
)
車輪
(
ラ・ルウ
)
戦線
(
ブロン
)